April 24, 2015

久しぶりに辰野登恵子さんの版画を飾ってみた。

23歳の時にお会いした辰野さんは、
私が会った
初めての本物のアーティスト。
アーティストって居るんだ、、
と感激した経験は、
その後の私に大きな影響を
与えてくれました。
黒いサーブ900に乗っていて
可愛くて美人で色っぽくてかっこよく
て。
創作意欲はいつも音なく溢れ出していて。

私のガラスの初めての展覧会に来て、
辛うじて立っているような危うい
作品を素敵ねって言って買ってくれて、
ナホちゃん!て可愛がってくれて。
真似してサーブに乗ってみたり、
いつも憧れの女性でした。

去年亡くなったこと最近まで知らなかった。近いうちご飯食べましょって約束、連絡しなくてごめんなさい。

玄関に飾った辰野さんの作品は本当に
素敵で、私を辰野さんの世界に連れて行ってくれる。

May 29, 2014

重たい桶を持って
毎日水を汲みに行く

坂を下りながら
果てしなく続く空を見上げ
吹き上げる風が
汗を乾かすように通り過ぎる

そこには喜びとか幸せとか
そんなものは
意識に上がってくることはなく

ただ自分の喉の渇きを潤す為に

そこには切なさとか悲しみとか
そんなものは
意識に上がってくることはなく

ただ喉が渇いている人が
そばにいるから


水を飲み 顔を洗い
自分の渇きを満たし
誰かの渇きを満たす
その恍惚にも似た
かすかな発熱のような感覚

その感覚が
明日の力となる


本能に突き動かされながら

前進して
時を刻む

深く刻んだはずの
刻印さえも
風にさらされて
いつのまにか消えてなくなる

それでもまた
今日も水を汲みに行く

かすかな発熱の為に

April 25, 2014

病気の父をお見舞いに
生まれ故郷の洞爺湖へ

洞爺湖の美しい朝
羊蹄山を水面に映す

風は無く
朝焼けの柔らかい光と
冷たい空気が
身体を柔らかく包んでくれる


口数少ない父が
微かに微笑む視線の先は
どこまでも陽気な娘たち

父の手を見ていたら
娘とそっくりな事に気がついた。

産まれたてのような娘の手

きっと何かを掴んだだろう父の手

どちらも美しく
時の流れの不思議さに
一瞬頭がクラッとゆれた

人生は短い

美しく 幸せであれ

幸せを選ぶ自分であれ

April 15, 2014

4月は私の誕生月
冷たかった空は淡く水色になり
花はピンクピンクと咲き誇り
木々は可愛らしい
新しい芽や葉をきらめかせ
我先にと手を伸ばしている。

新しい事を始めるのに最高の季節だ。

昨日から始まった目白の
ギャラリールヴアンの展覧会に
色の集まりのようなプレートを作ってみた。

衝動と感覚を研ぎ澄ませて
色を食べる小さな生き物のような気持ち
本能で自分の必要な色を集める
生き物

そんな気持ちで作っている

タイトルはKodama

多分、壁にかけると、とても素敵。

このところ自分の中から
湧き上がり溢れてくる
煙のようなエネルギーは
どうも
不完全で生命力のある新しい
色を集める生き物になったような気持ち
色はグレー
自分らしく、とても心地よい。

不完全なままを受け入れる
同じような
グレーのふあふあとした巣があって
そこに戻ると
暖かく深く包まれて
消えるように眠る事ができる

March 16, 2014

森の中でさえずる小鳥

何を騒いでいるのかな



みてみると

たったの2羽

2羽で尽きることなく話してる

笑いあって
明日の約束を楽しみにしている


励ましあって
未来の約束を楽しみにしている

夢を語り、優しさを分かち合い

寄り添って眠る


この森の住人はそんな小鳥
 

February 18, 2014

雪の土曜日
Jwaveに寄り道した帰り

森ビルから出ると
ビル風が吹き荒れ
嵐のように上から雪がふり落ちてくる

東京にしては乾いた雪を舞いあげて
六本木通りを走り抜ける

世田谷でパンを買って
環七に入る
すでに凍った地面に分厚く積もった雪
白い地面と風に舞い上げられた雪で
前がよく見えない


前にはお尻を揺らした
タクシーが2台

後ろからは旅慣れたトラックが
雪をかき分けて迫ってくる。

いつもは渋滞している時間なのに、
東京から車が消えてしまったようだ

いつもとあまりにも違う光景に
感動さえ覚えるけど
やはりハンドルを握る手に力が入る

私の車はいつでも、何処にでも
すぐに行かれるように
スタッドレスを履いた四駆の大きな車

今年はなんだか雪の予感がして随分早くからスタッドレスを履いていた。
1月も終わりそうな時
今年は降らないな、と予感のはずれた事にちょっとがっかりしていた。

東京じゃないみたい。
でも雪国と違うのは夜遅いのに傘をさした人影をチラホ...

February 18, 2014

何か欲しいものは?
と聞かれたら迷わず

「お花がいい」
と答えるけど
なかなかもらう機会はない。


いつだったか
さみしい気持ちでいた誕生日

今はイタリアに住む呑気な親友が、
今までそんなことをした事が無かったのに

突然家を訪ねて来てチューリップの花束をくれた。
真っ白なチューリップ
あまりにも嬉しくて
ちょっぴり涙をにじませながら
Nikonの一眼レフで
花の写真を何枚も撮った。

それ以来花を贈ったり、もらったりすると
特別な気持ちになる

愛のある優しい気持ちが
色鮮やかな花の生命力にのせて
届けられる

春の気配のする昨日の夜、
特別なことは何もない日だったけど
友人から大好きなラナンキュラスを
もらった。
自分が作ったお気に入りの花瓶にいけて何枚か写真を撮った

重なる花びらの数よりも沢山の
暖かい気持ちが花から伝わってくる

自分には何が出来るのかな。

見とれていると、ラナンキュラスが

「きっと出来るから」とささやいてくれた。

February 13, 2014

最近はまっている夜のランニング。
冷たい空気が肺を洗っていくような
自分の荒い息が心地いい。

昨日は夜3番目の娘がついて来たいという。
たまにはいっか。でも無理じゃない?
と思いながら一緒に走り出した。
テニスをやっている娘の走りは軽快で楽しげだ。
「ママペテルギウスって知ってる?太陽の900倍あるんだよ」
「この2、30年で倍以上になってるんだよ。もうすぐ爆発するかもしれないんだって」
「ほらあのオリオン座の中の赤い星だよ」「ね。 手を繋いで走ろうよ」

やばい。惚れそうだ。

自分の子供でよかった。しかも女の子でよかった。
繋いだ手を離せなくなりそうだ。

帰ってオリオン座の神話の話を見つけた。ペテルギウスはオリオンの肩の上の肩章で、再び光を得る道を歩けるように彼を導いているのが
肩の上のベテルギウスらしい。
再び光を得る道。
そういえば見上げればいつも光っている。

January 17, 2014

1人子育て時間の長い私の
辛かった事ランキング5には絶対入ること
アイススケート。

その昔2歳と、4歳と5歳の娘を連れて
何故か?何で?
アイススケートに行ってしまった私。

リンクにはスケート靴を履いた人しか入れないので
やっと歩く1番下に小さな靴を履かせて
やる気満々でニコニコ待っている上2人。もちろん自分で靴なんか履けないし。
抱っこはしてはいけない決まり。
全員私に捕まり、サーカスの4人乗り自転車みたいになっている。

中腰で3人を滑らせ
やれトイレだの喉が渇いただの。

腰は痛いし涙は出るしで
2度とアイススケートはしない。
と心に誓ったのだった。

今日はそれ以来8年振りのアイススケート。
靴も自分でなんとか履いで
楽しげに勝手に滑っている


手が離れた事を実感した一日だった。
やった!

January 15, 2014

たくさんの水仙の花を頂いた。

まっすぐで
黄色い口を開いて笑っているようで
愛すべき可愛らしいさ
そしていい香りが部屋に広がる

冬の日向でなんの相談をしているのが
何となく春が来るのが
楽しみになる朝。

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